特集 小児日常診療でその薬を使うとき・使うべきでないとき
I 一般症状
7.かぜ症状と抗菌薬
中尾 歩
1
1ライフ・エクステンション研究所附属永寿総合病院 小児科
キーワード:
マイコプラズマ感染症
,
Streptococcus pyogenes
,
かぜ
,
抗感染剤
,
中耳炎-化膿性
,
百日咳
,
Streptococcus Infection
,
禁忌(治療)
Keyword:
Anti-Infective Agents
,
Common Cold
,
Otitis Media, Suppurative
,
Mycoplasma Infections
,
Streptococcal Infections
,
Streptococcus pyogenes
,
Whooping Cough
pp.1526-1527
発行日 2016年12月1日
Published Date 2016/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/J00639.2017086279
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- 文献概要
何をもって「かぜ症状」というのかについては各医師により若干の差異があるかもしれないが,一般的には発熱,咳,鼻汁,咽頭痛などの症状を指すものであり,これらはあらゆる気道ウイルス感染症によって起こり得る.インフルエンザなどの一部のウイルス感染症を除いては特効薬は存在せず,宿主の免疫応答によりウイルスが排除されるとかぜ症状も自然に軽快していく.
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