特集 人工股関節置換術のエキスパートを目指そう
〔各論Ⅰ 人工股関節置換術における体位,アプローチとインプラントなどの選択〕
前側方アプローチ(仰臥位)
赤石 孝一
1
1整友会弘前記念病院整形外科
キーワード:
軟部組織温存(soft tissue preservation)
,
骨温存(bone preservation)
,
ステム選択(stem selection)
Keyword:
軟部組織温存(soft tissue preservation)
,
骨温存(bone preservation)
,
ステム選択(stem selection)
pp.1134-1144
発行日 2024年11月19日
Published Date 2024/11/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001967
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仰臥位前側方アプローチ(anterolateral supine approach;ALS-A)は,脱臼制動に重要な軟部組織の温存を可能とするアプローチである。術中操作時の軟部組織の視認性に優れているため,術者が軟部組織温存の有無を容易に確認できる。ステム選択は,骨温存と同様,軟部組織温存に非常に重要である。本稿では,ALS-Aにおける術前計画によるステム選択および手術手技について詳述する。
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