小さな工夫
仰臥位による内視鏡操作
川島 清隆
1,2
,
高橋 薄朋
1,2
1足利赤十字病院泌尿器科
2現 国立がんセンター東病院泌尿器科
pp.1059
発行日 1998年12月20日
Published Date 1998/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902481
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RP(逆行性腎盂造影)やダブルJカテーテルの挿入を透視下に行うには,内視鏡台でカテーテルを挿入後に透視台に移るか,砕石位のとれる足台付きの専用の透視台が必要である。また,尿管鏡操作を手術室で行う場合には砕石位をとり,なおかつ透視を入れるためには専用の手術台でないと体位をとるのに苦労することも多い。筆者らはこれらの操作を仰臥位にて行うことにより,準備の簡略化,操作の簡易化をはかっている。以下に筆者らが行っている方法を示す。
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