特集 整形外科の救急外傷
整形外科外傷の登録制度
石井 桂輔
1
,
乾 貴博
1
,
鈴木 卓
1
,
渡部 欣忍
1
1帝京大学医学部附属病院外傷センター
キーワード:
登録制度(registry)
,
整形外科外傷(orthopaedic trauma)
,
骨折(fracture)
Keyword:
登録制度(registry)
,
整形外科外傷(orthopaedic trauma)
,
骨折(fracture)
pp.653-657
発行日 2024年6月19日
Published Date 2024/6/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001812
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EBMを実践するには,機能予後などの情報を記録し,エビデンスを構築するレジストリが重要である。現在,大腿骨近位部骨折や高エネルギー外傷のレジストリが世界中に数多く存在する。日本では,大腿骨近位部骨折,四肢長管骨開放骨折,および寛骨臼骨折を対象とした整形外科外傷レジストリが実施あるいは設立準備中であるが,欠損値の減少や追跡率の向上が課題である。
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