特集 骨盤骨折治療Update:基礎から応用まで
Ⅰ.骨盤輪損傷(高エネルギー損傷)
骨盤輪後方要素の整復固定:前方アプローチ
澤口 毅
1,2
1福島県立医科大学外傷学講座
2新百合ヶ丘総合病院外傷再建センター
キーワード:
仙腸関節(sacroiliac joint)
,
骨折(fracture)
,
脱臼(dislocation)
,
手術(surgery)
Keyword:
仙腸関節(sacroiliac joint)
,
骨折(fracture)
,
脱臼(dislocation)
,
手術(surgery)
pp.392-399
発行日 2021年4月19日
Published Date 2021/4/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000586
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前方アプローチによる骨盤後方要素の整復固定の適応は仙腸関節の脱臼および脱臼骨折で,2枚のプレート,もしくは仙腸関節専用のプレート固定が行われる。展開において第5腰神経の保護に細心の注意を払い,神経損傷を避けるためにはスクリューの挿入方向に十分注意する必要がある。
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