特集 レジデントが知るべき整形外科の画像診断
総論
宮武 和馬
1
,
都竹 伸哉
2
,
川端 祐介
1
,
藤澤 隆弘
1
,
草場 洋平
2
,
稲葉 裕
1
1横浜市立大学整形外科学
2相模原協同病院整形外科
キーワード:
単純X線(X-Ray)
,
MRI(magnetic resonance imaging)
,
超音波診断装置(ultrasonography)
,
CT(computed tomography)
,
骨シンチグラフィー(bone scintigraphy)
,
PET(positron emission tomography)
Keyword:
単純X線(X-Ray)
,
MRI(magnetic resonance imaging)
,
超音波診断装置(ultrasonography)
,
CT(computed tomography)
,
骨シンチグラフィー(bone scintigraphy)
,
PET(positron emission tomography)
pp.10-15
発行日 2024年4月1日
Published Date 2024/4/1
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001751
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単純X線は骨の形態や骨折の診断に重要な基本的な検査である。
CTは三次元画像の構築を可能にし,さらには骨内部の詳細評価に重要である。
MRIは高解像度かつ非侵襲的であり,軟部組織の診断に特に有効である。
超音波診断装置はリアルタイムな観察が可能で,腱断裂など以前は見逃されがちな障害の診断に不可欠である。今後は誰でもできるべきであり,整形外科ではゴールドスタンダードな検査となる。
PETや骨シンチグラフィーは腫瘍の診断に適応があるが,偶発的に疲労骨折や感染の診断にも使用可能である。
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