特集 やさしくRADSを学ぶ−RADSを理解し，診療に生かす−
NI–RADS
関根 鉄朗
1
1日本医科大学武蔵小杉病院 放射線科
キーワード：
NI–RADS（Neck Imaging Reporting and Data System）
,
PET（positron emission tomography）
,
CT（computed tomography）
,
FDG（fluoro–deoxy–glucose）
,
SUV（standardized uptake value）
Keyword:
NI–RADS（Neck Imaging Reporting and Data System）
,
PET（positron emission tomography）
,
CT（computed tomography）
,
FDG（fluoro–deoxy–glucose）
,
SUV（standardized uptake value）
pp.90-95
発行日 2022年1月26日
Published Date 2022/1/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000000840
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NI–RADSは治療後のサーベイランスに用いられ，マネジメントの推奨と紐付いている。原発巣・リンパ節巣に対し，造影CT所見，PET所見を用いた5つのカテゴリーが設定されている。本システムの目的は画像所見を1対1対応にして，“間違い探し”読影をすることではなく，臨床医およびメディカルスタッフとのコミュニケーションを円滑とし，よりレベルの高い日常臨床を達成することである。NI–RADSの目的・背景の意図への洞察は本システムを適応しない際の読影にもつながると期待できる。
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