特集 骨粗鬆症のUp to date
人工膝関節全置換術後のインプラント周囲骨密度・骨粗鬆症治療の重要性
箕田 行秀
1
1大阪公立大学大学院医学研究科整形外科学
キーワード:
人工膝関節全置換術(total knee arthroplasty;TKA)
,
インプラント周囲骨密度(periprosthetic bone mineral density)
,
骨粗鬆症(osteoporosis)
Keyword:
人工膝関節全置換術(total knee arthroplasty;TKA)
,
インプラント周囲骨密度(periprosthetic bone mineral density)
,
骨粗鬆症(osteoporosis)
pp.1395-1400
発行日 2023年12月19日
Published Date 2023/12/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001620
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
人工膝関節全置換術(total knee arthroplasty;TKA)は患者数増加・対象患者の若年化に伴い,今後より長期のインプラントと骨の固着性が必要になる。TKA後にインプラント周囲骨密度はstress-shieldingによって低下する。インプラント周囲骨密度低下を抑制し長期にわたるインプラントと骨の固着性を保つためには,インプラントデザイン・材質の改良,骨粗鬆症治療薬の適切な投与などの対策が望まれる。
Copyright © 2023, MEDICAL VIEW CO., LTD. All rights reserved.