特集 創外固定法Update
原著論文
少年期(15歳以下)の外傷性肩関節初回前方脱臼,亜脱臼後の関節鏡所見-成人(20~29歳)との比較
岡村 健司
1
,
辻 英樹
1
,
池田 起也
1
,
平良 和樹
1
,
山本 真弘
1
,
佐藤 史子
2
,
榊 善成
2
,
山口 瑞輝
2
1羊ヶ丘病院整形外科
2羊ヶ丘病院リハビリテーション科
キーワード:
肩(shoulder)
,
関節鏡所見(arthroscopic findings)
,
外傷性(traumatic)
,
初回前方脱臼(first anterior dislocation)
,
少年期(boyhood)
Keyword:
肩(shoulder)
,
関節鏡所見(arthroscopic findings)
,
外傷性(traumatic)
,
初回前方脱臼(first anterior dislocation)
,
少年期(boyhood)
pp.859-867
発行日 2021年8月19日
Published Date 2021/8/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000711
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若年者,特に10歳から15歳までの少年期の21例22肩の外傷性肩関節初回前方脱臼,亜脱臼の関節鏡所見を詳細に調べ成人と比較検討した。少年期では関節唇,Hill-Sachs lesionの損傷程度は成人と比べて軽かった。少年期では肩関節前方支持機構が成人に比べ脆弱なため,軽微な外力で前方脱臼,亜脱臼している可能性が高いと考えられる。
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