特集 キャダバー・サージカル・トレーニングの現状と展望
骨盤・下肢領域における橋渡し研究を生むサージカルトレーニングの役割
名越 智
1,2
,
鈴木 大輔
2
,
寺本 篤史
3
,
岡田 葉平
3
,
佐々木 幹人
3
,
渡邉 耕太
4
,
小助川 維摩
2,3
,
舘田 健児
2,3
,
金泉 新
3
,
山下 敏彦
3
1札幌医科大学サージカルトレーニングセンター
2札幌医科大学生体工学運動器治療開発講座
3札幌医科大学整形外科
4札幌医科大学保健医療学部理学療法学科整形外科学
キーワード:
サージカルトレーニング(cadaver surgical training;CST)
,
橋渡し研究(translational research)
,
股関節(hip joint)
,
膝関節(knee joint)
,
足関節(ankle joint)
Keyword:
サージカルトレーニング(cadaver surgical training;CST)
,
橋渡し研究(translational research)
,
股関節(hip joint)
,
膝関節(knee joint)
,
足関節(ankle joint)
pp.861-866
発行日 2020年8月19日
Published Date 2020/8/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000357
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サージカルトレーニング(cadaver surgical training;CST)は,若手医師への適切な手術手技の教育,シニア医師による実践に則した手術方法の改良や医療機器の開発と同時に,臨床解剖を通じて手術中の問題点や疑問点を解き明かす研究手法として有用であり,基礎と臨床の橋渡し研究として萌芽的な生体工学的研究に結びつく大きな役割を果たす。
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