特集 心臓リハビリテーション 患者別のシミュレーションで考える治療戦略
診る 心エコー図と冠動脈CTを心臓リハビリテーションに活かす
石田 岳史
1
1さいたま市民医療センター 内科
キーワード:
狭心症
,
心エコー図
,
心筋梗塞
,
心臓弁膜症
,
心不全
,
冠血管造影
,
重症度指標
,
CT血管造影
,
心臓リハビリテーション
Keyword:
Cardiac Rehabilitation
,
Computed Tomography Angiography
,
Angina Pectoris
,
Echocardiography
,
Heart Failure
,
Heart Valve Diseases
,
Myocardial Infarction
,
Severity of Illness Index
,
Coronary Angiography
pp.448-453
発行日 2019年5月9日
Published Date 2019/5/9
DOI https://doi.org/10.18885/J03097.2019184905
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<Point>1 心エコー図の原理を知ることで拡張不全の有無を評価でき、LVEFの保たれた心不全(HFpEF)の病態を理解することができる。2 心エコー図を用いることにより、急性心筋梗塞の責任冠動脈の推定、合併症(心不全、心破裂、乳頭筋断裂、心室瘤形成など)の有無を評価することができ、心臓リハビリテーションのリスク管理に活かせる。3電子カルテで心エコー図や冠動脈CTを見ることができる医療機関では、実際に画像を見て心負荷の状況を把握したい。循環器専門医のみならず心臓リハビリテーション認定指導士に代表される専門性の高いメディカルスタッフはこのレベルに到達すべきである。特集心臓リハビリテーション患者別のシミュレーションで考える治療戦略。
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