特集 心臓リハビリテーション 患者別のシミュレーションで考える治療戦略
診る 心臓リハビリテーションに活かすフィジカルイグザミネーション
白石 裕一
1
,
栗本 律子
,
的場 聖明
1京都府立医科大学 循環器内科
キーワード:
血液循環
,
充血
,
心不全
,
予後
,
心臓リハビリテーション
Keyword:
Cardiac Rehabilitation
,
Blood Circulation
,
Heart Failure
,
Hyperemia
,
Prognosis
pp.442-447
発行日 2019年5月9日
Published Date 2019/5/9
DOI https://doi.org/10.18885/J03097.2019184904
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<Point>1 浮腫、体重増加、労作時息切れ、だるさなどの問診を行い普段から増悪していないか評価する。2 うっ血所見と低灌流所見に分けて診察所見をチェックする。前者はIII音、浮腫、頸静脈圧上昇などが重要で、後者は低い血圧、四肢冷感、腎機能悪化などが重要な所見である。3 頸静脈圧の評価として座位の鎖骨上窩の頸静脈拍動の有無を評価したい。特集心臓リハビリテーション患者別のシミュレーションで考える治療戦略。
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