特集 診断ツールから読み解く心不全治療 最前線の治療から見えてきたこと-若手循環器医のための若手による企画-
診る 心機能評価の最前線 心臓CT/MRIを心不全診療の中でどう用いるか
鍋田 健
1
1北里大学 医学部循環器内科学
キーワード:
Gadolinium
,
MRI
,
心不全
,
造影剤
,
冠血管造影
,
CT血管造影
,
縦緩和時間
Keyword:
Computed Tomography Angiography
,
Contrast Media
,
Heart Failure
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Coronary Angiography
,
Gadolinium
pp.319-325
発行日 2019年4月9日
Published Date 2019/4/9
DOI https://doi.org/10.18885/J03097.2019167324
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<Point>1 冠動脈CTは非侵襲的に冠動脈狭窄の評価を行うことが可能であり、撮像法や画像処理により心筋虚血の評価やMRI同様の遅延造影をも可能となってきている。2 心臓MRIは高い精度で心形態・心機能の評価が可能であり、特に先天性心疾患・右心機能の評価で有用である。3 心臓MRIによる心筋の質的評価は遅延造影MRIによるものが中心だが、近年ではT1マッピングを用いた方法も用いられるようになってきている。
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