特集 症例から学ぶMRIの基礎 −臨床に直結する知識−
心臓
天野 康雄
1
,
城 正樹
,
柳沢 芙美
,
橋本 英伸
,
今井 祥吾
,
汲田 伸一郎
,
石原 聖久
1日本大学医学部附属病院 放射線科
キーワード:
Gadolinium
,
MRI
,
脂肪組織
,
心筋梗塞
,
心拡大
,
心不全
,
造影剤
,
心室内血栓症
,
心筋症-たこつぼ型
,
アミロイドーシス-心臓
,
サルコイドーシス-心臓
,
反転回復法
Keyword:
Adipose Tissue
,
Contrast Media
,
Cardiomegaly
,
Heart Failure
,
Myocardial Infarction
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Takotsubo Cardiomyopathy
,
Gadolinium
pp.42-49
発行日 2016年12月25日
Published Date 2016/12/25
DOI https://doi.org/10.15105/J00235.2017114390
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心臓MRIはその優れたコントラスト分解能と高い空間分解能により,多くの心病変を明瞭に描出する.特に遅延造影(late gadolinium enhancement)とblack bloodT2強調像は,心筋の梗塞や炎症・浮腫などの多くの疾患に伴う心筋の病的な変化を描出する.本稿では代表症例を提示しながら,これらのMRI 撮像法の有用性と,MRI の基礎知識に基づいた撮像法の改良について述べる.
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