特集 脂質代謝異常と循環器疾患
識る 高トリグリセライド血症 食後高脂血症と動脈硬化
増田 大作
1
1りんくう総合医療センター りんくうウェルネスケア研究センター
キーワード:
Eicosapentaenoic Acid
,
危険因子
,
脂質異常症
,
高トリグリセライド血症
,
食事療法
,
食品中の脂肪
,
動脈硬化症
,
HMG-CoA Reductase Inhibitors
,
食後
,
リスク評価
,
Apolipoprotein B-48
,
Chylomicron Remnants
,
代謝ネットワークと経路
Keyword:
Arteriosclerosis
,
Diet Therapy
,
Dietary Fats
,
Risk Factors
,
Eicosapentaenoic Acid
,
Hypertriglyceridemia
,
Risk Assessment
,
Hydroxymethylglutaryl-CoA Reductase Inhibitors
,
Postprandial Period
,
Dyslipidemias
,
Apolipoprotein B-48
,
Chylomicron Remnants
,
Metabolic Networks and Pathways
pp.657-661
発行日 2018年7月9日
Published Date 2018/7/9
DOI https://doi.org/10.18885/J03097.2018310385
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<Point>1 残余リスクとしての高トリグリセライド血症は食後において、より心血管イベントと相関する。2 実際に動脈硬化プラークを形成するのはトリグリセライドではなくレムナントであり、レムナントコレステロールやアポB-48濃度など定量的な評価が可能となりつつある。3 レムナントの蓄積を改善する観点からの新たな治療法が考えられつつあるが、いまだ十分に検討されておらずその開発が望まれる。
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