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特発性肺線維症の画像診断 2018年に発表された新たな診断基準を踏まえて UIP、probable UIP CT pattern
松下 彰一郎
1
,
松岡 伸
,
松下 広美
1聖マリアンナ医科大学 放射線医学講座
キーワード:
鑑別診断
,
診療ガイドライン
,
肺線維症-特発性
,
胸部CT
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Practice Guidelines as Topic
,
Idiopathic Pulmonary Fibrosis
pp.836-844
発行日 2019年7月26日
Published Date 2019/7/26
DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2019298740
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特発性肺線維症(IPF)は、原因不明の線維化が緩徐に不可逆的に進行する予後不良の疾患であるが、近年抗線維化薬が開発され、病気の進行を抑える可能性が出てきた。適切に診断を行い、治療を行うことの重要性が高まってきている。2018年に新しいガイドラインが発表された1)。本稿では、UIP、probable UIP CT patternについて解説し、UIPパターンを呈する代表的な鑑別となる疾患についても説明したい。
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