特集 間質性肺炎の診断 Up to Date
間質性肺炎のCRP-T診断 臨床医の立場から
小倉 高志
1
,
馬場 智尚
,
北村 英也
,
奥田 良
,
上甲 剛
1神奈川県立循環器呼吸器病センター 呼吸器内科
キーワード:
医師
,
鑑別診断
,
生検
,
専門職間人間関係
,
臨床能力
,
カンファレンス
,
肺線維症-特発性
,
胸部CT
Keyword:
Biopsy
,
Clinical Competence
,
Diagnosis, Differential
,
Interprofessional Relations
,
Physicians
,
Idiopathic Pulmonary Fibrosis
pp.132-141
発行日 2018年2月26日
Published Date 2018/2/26
DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2018111121
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本論文では、間質性肺炎診断においてのMDD(multi-disciplinary discussion:多職種による合議)についてこれまでわかってきていることのサマリーと、臨床医がMDDカンファランスで何を重視して、どのように診断していくか、また実際にMDDの運営の中心になる臨床医がどのようにMDDを進めているかについても解説する。さらに、間質性肺炎の診断においては病気の時間経過(time)は非常に重要であり、今回は間質性肺炎のMDDにおいて、CRP-T(clinical radiologic pathologic-time)診断を重視していることを解説する。
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