特集 小児股関節に対する治療
小児股関節疾患に対する治療の実際 Perthes病の手術療法の実際
稲葉 裕
1
,
中村 直行
,
池 裕之
,
町田 治郎
,
齋藤 知行
1横浜市立大学 医学部整形外科
キーワード:
X線診断
,
骨切り術
,
入院期間
,
分類
,
Perthes病
,
失血-外科
,
治療成績
,
手術時間
Keyword:
Classification
,
Length of Stay
,
Osteotomy
,
Radiography
,
Blood Loss, Surgical
,
Treatment Outcome
,
Operative Time
,
Legg-Calve-Perthes Disease
pp.161-169
発行日 2018年10月1日
Published Date 2018/10/1
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2019047084
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
Perthes病の予後は、発症年齢、性別、壊死範囲などの因子と関連し、8~9歳以上の年長発症で壊死範囲が広い症例は予後不良である。筆者らは、長期入所と外転装具を使用した完全免荷治療を基本としているが、年長重症児に対しては大腿骨内反回転骨切り術を施行している。遺残変形に対しては、寛骨臼回転骨切り術、大腿骨外反骨切り術、大転子下降術などを組み合わせた合併手術を行っている。
Copyright© 2018 MEDICAL VIEW CO., LTD. All rights reserved.