特集 運動器画像診療の最前線
部位別・疾患別画像診療の最前線 関節リウマチの画像診療
中原 龍一
1
,
西田 圭一郎
1岡山大学 大学院医歯薬学総合研究科運動器外傷学講座
キーワード:
X線診断
,
滑膜炎
,
関節リウマチ
,
腱鞘炎
,
超音波診断
,
浮腫
,
拡散MRI
,
Steinbrocker分類
,
最大値投影
,
びらん
Keyword:
Arthritis, Rheumatoid
,
Edema
,
Radiography
,
Tenosynovitis
,
Synovitis
,
Ultrasonography
,
Diffusion Magnetic Resonance Imaging
pp.106-119
発行日 2018年4月1日
Published Date 2018/4/1
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2018192549
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<画像診療のポイント>●関節リウマチ診療においては、それぞれの画像検査の特徴と使いどころを知ることが重要である。●単純X線検査は最も基本的な画像検査であり、定期的に撮影すれば微小な変化の検出に役立つ。●MRIは骨髄浮腫や滑膜炎の診断が可能であるが、コストが高く造影剤投与が必要であるため、超音波検査との使い分けが必要である。●超音波検査は近年注目されている画像検査であり、外来で簡便に関節評価が可能であるため、使い方に習熟すべきである。
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