発行日 2005年3月1日
Published Date 2005/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2005108061
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RS3PE症候群は,高齢者において急性に発症する多発性対称性の関節・滑膜炎で,両手背と両足背にpitting edemaを伴い,リウマトイド因子が陰性の症候群である.少量のステロイドが著効して短期間に寛解にいたり,再発,再燃は少ない.リウマチ性多発筋痛症や高齢発症の関節リウマチとの鑑別が必要である.悪性腫瘍に随伴することがあり,paraneoplastic syndromeの一病型とも考えられている
©Nankodo Co., Ltd., 2005