特集 半月板損傷治療の最新情報
半月板損傷治療の現状と課題 半月板修復術後の長期予後、再断裂
松下 雄彦
1
,
星野 祐一
1神戸大学 大学院医学研究科整形外科
キーワード:
危険因子
,
再発
,
縫合法
,
治療成績
,
前十字靱帯再建術
,
膝前十字靱帯損傷
,
半月損傷
,
半月切除
Keyword:
Anterior Cruciate Ligament Injuries
,
Tibial Meniscus Injuries
,
Meniscectomy
,
Recurrence
,
Risk Factors
,
Suture Techniques
,
Treatment Outcome
,
Anterior Cruciate Ligament Reconstruction
pp.303-307
発行日 2018年3月19日
Published Date 2018/3/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2018156972
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半月板縫合術の長期成績は切除術と比較すると変形性関節症変化が少なく、臨床成績は良好であるとの報告が多い。一方、約20%程度に再断裂が認められ、再手術率は低いとはいえない。再断裂の要因としては、1)断裂部位、2)断裂長、3)断裂形態、4)膝不安定性、5)活動性など、さまざまな要因が報告されている。再断裂の要因を考慮して、慎重に手術適応や治療法を考慮する必要がある。
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