特集 半月板損傷治療の最新情報
半月板損傷治療の現状と課題 半月板手術後のMRIによる質的評価
橋本 祐介
1
,
山崎 真哉
1大阪市立大学 大学院医学研究科整形外科学
キーワード:
術後期
,
縫合法
,
拡散MRI
,
半月損傷
,
半月切除
Keyword:
Tibial Meniscus Injuries
,
Meniscectomy
,
Postoperative Period
,
Suture Techniques
,
Diffusion Magnetic Resonance Imaging
pp.295-302
発行日 2018年3月19日
Published Date 2018/3/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2018156971
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半月板損傷に対する診断はMRIが最も簡便で有用であるが、半月板手術後評価には従来のMRIでは評価が不十分である。特に半月板縫合術後は長期にわたり輝度変化が残存し、治癒判定に難渋することもしばしばである。最近では軟骨の質的評価と同様に半月板の質的評価としてのT1ρ mapping、dGEMRICそしてT2 mappingが注目されている。本稿では最新のMRI評価を紹介する。
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