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これだけは知っておきたい、整形外科的徒手検査法(第18回) 下肢-股関節 Trendelenburg徴候
中村 嘉宏
1
,
帖佐 悦男
1宮崎大学 医学部整形外科
キーワード:
股関節
,
骨盤
,
時間
,
鑑別診断
,
理学的検査
,
挙上(力学)
,
立位
,
体幹
,
Trendelenburg徴候
Keyword:
Standing Position
,
Diagnosis, Differential
,
Hip Joint
,
Pelvis
,
Physical Examination
,
Time
,
Lifting
,
Torso
pp.682-683
発行日 2017年6月19日
Published Date 2017/6/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2017261408
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股関節疾患において,外転筋機能の評価は最も重要な所見の1つである。外転筋機能不全に対する 評価として最も有名なのは,1891年のFriedrich TrendelenburgによるTrendelenburg徴候の報告 である。120年以上前の評価法が現在まで継承されてはいるが,原著からさまざまな改良が加えられ, いささか混乱をきたしてるのが現状である1)。
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