特集 肥満と循環器疾患
識る4
基礎から
-3.GIPとGLP-1の膵島・膵外への作用
西田 康貴
1
,
原口 卓也
1,2
,
清野 祐介
1,2
,
鈴木 敦詞
1
1藤田医科大学医学部内分泌・代謝・糖尿病内科学
2関西電力医学研究所糖尿病研究センター
キーワード:
GIP
,
GLP-1
,
生理量
,
薬理量
,
体重
,
心血管
Keyword:
GIP
,
GLP-1
,
生理量
,
薬理量
,
体重
,
心血管
pp.577-581
発行日 2025年6月9日
Published Date 2025/6/9
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000001929
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GIPとGLP-1は栄養素の刺激で腸管内分泌細胞から分泌されインスリン分泌を刺激するインクレチンホルモンである。これらのホルモンは,視床下部・脂肪組織・心血管など膵外作用があるが,生理的範囲での過剰量と薬理量で異なる作用が一部みられ,生理量・薬理量での作用を区別して考える必要がある。

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