特集 SHDカテーテル治療の現状を知ろう教育から適応,治療まで
治す11
TAVIで治す:大動脈弁狭窄症に対するカテーテル治療の最前線
古賀 将史
1
,
田邉 康宏
1
1聖マリアンナ医科大学循環器内科
キーワード:
大動脈弁狭窄症
,
TAVI
,
適応拡大
,
High implantation technique
Keyword:
大動脈弁狭窄症
,
TAVI
,
適応拡大
,
High implantation technique
pp.716-722
発行日 2022年7月9日
Published Date 2022/7/9
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000000971
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心臓弁膜症の患者は高齢者が多く,昨今の高齢化社会で弁膜症の患者の人数は増え続けている。従来,大動脈弁狭窄症(AS)の治療は外科的大動脈弁置換術(SAVR)のみであったが,経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVI)が全世界に急速に普及している。本稿では,わが国でも2013年から保険償還を獲得し適応も拡大してきているTAVIについて,当院での経験を踏まえて概説する。
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