特集 心不全集中講座 多様化する心不全をどう診てどう対処するか
治す11
劇症型心筋炎におけるECPELLAとECMOの違い
青山 英和
1
,
菊池 駿
1
,
石黒 宣夫
1
,
亀谷 良介
1
1名古屋徳洲会総合病院循環器内科
キーワード:
劇症型心筋炎
,
Impella®
,
左室アンローディング
,
ECPELLA
,
CPO/PAPi
Keyword:
劇症型心筋炎
,
Impella®
,
左室アンローディング
,
ECPELLA
,
CPO/PAPi
pp.557-565
発行日 2021年6月9日
Published Date 2021/6/9
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000000571
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劇症型心筋炎(fulminant myocarditis)の管理に体外式膜型人工肺(extracorporeal membranous oxygenation:ECMO)が用いられてきたが,左室アンローディングを可能にするImpella®と併用することで,左心負荷軽減・肺水腫改善によるECMOの早期離脱を目指すことが可能となった。現在,急性期心筋障害の減少を目的とした治療戦略が検討されつつある。
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