特集 Endovascular Therapy はどこまできたか
診る3
EVT 後どのようにフォローアップするか?
百瀬 匡亨
1
,
金子 健二郎
1
,
大木 隆生
2
1新百合ケ丘総合病院血管外科
2東京慈恵会医科大学外科学講座血管外科
キーワード:
末梢動脈疾患(peripheral arterial disease:PAD)
,
包括的高度慢性下肢虚血(chronic limb threatening ischemia:CLTI)
,
皮膚灌流圧検査(skin perfusion pressure:SPP)
,
経皮的酸素分圧検査(transcutaneous oxygen tension:tcPO2)
,
抗血小板薬2剤併用療法(dual antiplatelet therapy:DAPT)
Keyword:
末梢動脈疾患(peripheral arterial disease:PAD)
,
包括的高度慢性下肢虚血(chronic limb threatening ischemia:CLTI)
,
皮膚灌流圧検査(skin perfusion pressure:SPP)
,
経皮的酸素分圧検査(transcutaneous oxygen tension:tcPO2)
,
抗血小板薬2剤併用療法(dual antiplatelet therapy:DAPT)
pp.19-25
発行日 2020年1月9日
Published Date 2020/1/9
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000000104
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末梢動脈疾患(PAD)患者に対する血管内治療(EVT)後に一定頻度発生する再狭窄・閉塞は,早期に診断して対応することで治療成績の向上につながる。しかし,ガイドラインにはEVT 後のフォローアップについて明確な指針はなく,各施設で施行可能な生理検査も異なるためフォローアップについては各主治医の判断に委ねられているのが現状である。再狭窄・閉塞リスクの高い症例かどうか,治療部位,治療方法(バルーン拡張術やステント留置など),使用デバイスなどを総合的に判断しフォローアップ時期,検査項目やどのような点に注意すべきかを決定する必要がある。これらを踏まえ末梢動脈疾患患者のフォローアップにつき,提示する。
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