特集1 読影のお作法−連続画像スライスで追う泌尿器・産婦人科疾患の診断−
【泌尿器領域】
前立腺
檜垣 篤
1
,
玉田 勉
1
1川崎医科大学 放射線診断学教室
pp.502-509
発行日 2025年5月26日
Published Date 2025/5/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000002062
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T2強調像,拡散強調像,ADC mapで病変を疑った部位が本当に癌病変であるかを確認する。癌であればT2強調像で明瞭な低信号を示し,拡散強調像で高信号,ADC値で低値を示すとともに,造影効果を認める。一方,線状あるいは楔状の形態を示す場合や,拡散強調像で高信号およびADC低値が目立たない場合には,癌の可能性は低いと判断する。

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