特集2 検査時の状況に応じたFDG–PET検査の読影レポート作成
CASE 12 リンパ節腫大にFDGが集積した症例
奥山 智緒
1
1滋賀県立総合病院 臨床研究センター
キーワード:
反応性リンパ節腫大(reactive lymphadenopathy)
,
鼡径リンパ節(inguinal lymph node)
,
変形性膝関節症(degenerative arthrosis)
Keyword:
反応性リンパ節腫大(reactive lymphadenopathy)
,
鼡径リンパ節(inguinal lymph node)
,
変形性膝関節症(degenerative arthrosis)
pp.104-105
発行日 2025年1月26日
Published Date 2025/1/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000001951
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状況A 子宮体部小細胞癌の術後(子宮全摘,両側付属器切除,後腹膜リンパ節郭清),術後化学療法後。経過観察のCTにて,右外腸骨領域~鼡径部にリンパ節腫大を指摘されている[FDG–PET MIP像に示した点線の範囲がルーチンの検査範囲(大腿上部~頭部)]。
状況B 状況Aに加え,PET検査時の問診にて5〜6年前から立ち座り時に強い右膝の疼痛があるという訴えが得られていたため,検査時に下腿上部(FDG–PET MIP像の赤実線の範囲)までを検査範囲に広げて検査を行った。
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