特集2 画像診断医も知っておきたい 治療効果判定のトピックス
病理学的治療効果判定
岸川 さつき
1
,
谷田 部恭
1
1国立がん研究センター中央病院 病理診断科
キーワード:
病理学的治療効果判定(evaluation of pathologic response)
,
病理学的著効(major pathologic response;MPR)
,
病理学的寛解(pathologic complete response;pCR)
Keyword:
病理学的治療効果判定(evaluation of pathologic response)
,
病理学的著効(major pathologic response;MPR)
,
病理学的寛解(pathologic complete response;pCR)
pp.1124-1129
発行日 2024年9月26日
Published Date 2024/9/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000001801
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肺癌領域では,免疫チェックポイント阻害薬を含む周術期治療の臨床試験で高い奏効率を示すとの結果が続々と報告され,術前治療後の手術検体における病理学的術前治療効果判定の必要性が増しており,実際に術前治療により病理学的に著効,腫瘍消失した症例もよく経験される。MPRやpCRなど新たな用語も使用されており,具体的に症例を提示しながら概説する。
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