緊急企画
新規PET製剤「アキュミン®」の基礎知識と今後の展望
南本 亮吾
1
,
加藤 克彦
2
,
長縄 慎二
3
1名古屋大学大学院医学系研究科 統合画像情報解析講座
2名古屋大学大学院医学系研究科 総合保健学専攻 先端医療情報学領域 バイオメディカルイメージング情報科学 医用機能画像評価学講座
3名古屋大学大学院医学系研究科 総合医学専攻高次医用科学講座量子医学分野
キーワード:
アキュミンⓇ(AxuminⓇ)
,
フルシクロビン(fluciclovine)
,
PET(positron emission tomography)
,
悪性神経膠腫(glioma)
Keyword:
アキュミンⓇ(AxuminⓇ)
,
フルシクロビン(fluciclovine)
,
PET(positron emission tomography)
,
悪性神経膠腫(glioma)
pp.912-920
発行日 2024年7月26日
Published Date 2024/7/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000001757
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2024年6月より,悪性神経膠腫を対象とした診断薬である「フルシクロビンPET(アキュミンⓇ静注)」がわが国で利用できる状態となった。これが,限界の多かった脳腫瘍に対する核医学診断の転換期となることが期待される。わが国におけるアキュミンⓇ静注の利用開始を迎え,その適用,有用性など,今後の期待に関して紹介する。
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