特集1 適応拡大の今こそ知りたい NBCA
血管奇形
小野 澤志郎
1
,
山本 洋輔
2
,
宮内 亮輔
1
,
黒木 一典
1
1杏林大学医学部付属病院 放射線医学
2慶應義塾大学医学部 放射線科学教室(診断)
キーワード:
動静脈奇形(arteriovenous malformation;AVM)
,
塞栓術(embolization)
,
NBCA(n–butyl–2–cyanoacrylate)
Keyword:
動静脈奇形(arteriovenous malformation;AVM)
,
塞栓術(embolization)
,
NBCA(n–butyl–2–cyanoacrylate)
pp.448-455
発行日 2024年4月26日
Published Date 2024/4/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000001637
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
本稿では血管奇形のうち,NBCAでの塞栓が適応となる動静脈奇形(AVM)について述べる。われわれはCho–Do分類におけるtype Ⅱを比較的多く治療しており,dominant outflow veinの塞栓には通常のNBCA–リピオドール®混合液に無水エタノールを添加したNLEを多く用いている。AVMにおける分類の考え方,DOVの塞栓方法などについてNBCAを用いた治療の観点から要点を記載する。
Copyright © 2024, MEDICAL VIEW CO., LTD. All rights reserved.