特集2 放射線科医が触れる死後画像(突然死)
症例から学ぶ死後画像−死後CTが死因究明に有用であった症例−
福本 航
1
,
東堀 遥
2
,
粟井 和夫
1
1広島大学大学院 医系科学研究科 放射線診断学・死因究明教育研究センター
2JA広島総合病院 画像診断部
キーワード:
死後画像(postmortem imaging)
,
死後CT (postmortem CT)
,
死因究明(cause of death investigation)
Keyword:
死後画像(postmortem imaging)
,
死後CT (postmortem CT)
,
死因究明(cause of death investigation)
pp.1312-1317
発行日 2023年11月26日
Published Date 2023/11/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000001501
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死後CTは死因究明のために撮影されており,大動脈瘤破裂や大動脈解離,心破裂などが診断可能である。また,消化管疾患,悪性腫瘍,感染症,医療事故関連などでも死後CTが死因究明の一助となる場合がある。ただし,死後CTのみですべての死因を究明することは困難であるため,診断可能な疾患を理解し,生前の情報も考慮しながら読影する必要がある。
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