特集2 放射線科医が触れる死後画像(突然死)
中枢神経系領域の死後画像診断−Case review−
池辺 洋平
1,2
,
原田 太以佑
1,3
,
工藤 與亮
1,3
1北海道大学大学院医学研究院 死因究明教育研究センター
2北海道大学病院 放射線診断科
3北海道大学大学院医学研究院 放射線科学分野 画像診断学教室
キーワード:
死後画像診断(postmortem diagnostic imaging)
,
死後画像(postmortem imaging)
,
中枢神経疾患(central nervous system disease)
Keyword:
死後画像診断(postmortem diagnostic imaging)
,
死後画像(postmortem imaging)
,
中枢神経疾患(central nervous system disease)
pp.1304-1311
発行日 2023年11月26日
Published Date 2023/11/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000001500
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死後画像を適切に評価するためには,死後変化を理解し死後画像としての正常像を踏まえて病態を把握する必要がある。中枢神経領域疾患はしばしば致死的となるが,死後変化と病的所見が紛らわしい場合や病的所見が死因となっているかの判断が難しい場合がある。本稿では病院で遭遇する頻度の高い中枢神経疾患の死後画像を,実際の症例をとおして概説する。
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