特集1 地力が伸ばせる胸部画像診断−これだけは知っておきたい 胸部腫瘍の読影ポイント−
治療後の画像診断−術後性変化(手術,放射線療法),薬剤性肺障害−
井手 香奈
1
,
靍岡 慎太郎
1
,
佐野 由文
2
1愛媛大学医学部付属病院 放射線科
2愛媛大学大学院医学系研究科 心臓血管・呼吸器外科学
キーワード:
術後性変化(postoperative changes)
,
薬剤性肺障害(drug–induced lung injury)
,
放射線肺臓炎(radiation pneumonitis)
Keyword:
術後性変化(postoperative changes)
,
薬剤性肺障害(drug–induced lung injury)
,
放射線肺臓炎(radiation pneumonitis)
pp.612-623
発行日 2021年5月26日
Published Date 2021/5/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000000657
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原発性肺癌の治療法として,手術療法,抗癌剤などによる化学療法,放射線療法の3つが挙げられる。いずれも術後の通常の経過のほか,さまざまな合併症があり,術後の経過をみるうえで重要となる。また,的確な効果判定や再発の早期発見も必要である。本稿では,それぞれの治療法における経過や留意すべき合併症について,鑑別診断も併せて解説する。
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