縦隔腫瘍・胸膜腫瘍でおさえておくべき疾患

縦隔腫瘍，胸膜腫瘍は悪性度によって画像所見が異なるため，周囲への浸潤所見や病変内の性状を造影CTやMRIで詳細に評価することも必要となる。また，悪性リンパ腫やサルコイドーシスのような全身性の疾患は縦隔のみならず，他部位や肺野条件などで，診断の手がかりとなる特徴的な画像所見がないかどうかも確認しながら読影を行う。