学会を聞く
第68回日本リウマチ学会
村田 浩一
1
K. Murata
1
1京都大学大学院医学研究科リウマチ性疾患先進医療学講座
1Dept. of Advanced Medicine for Rheumatic Disease, Kyoto University Graduate school of Medicine, Kyoto
pp.991-993
発行日 2024年8月1日
Published Date 2024/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei75_991
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1.は じ め に
2024年4月18日(木)~20日(土)に第68回日本リウマチ学会総会・学術集会が山形大学整形外科教授の髙木理彰会長のもと,神戸コンベンションセンターで開催された(図1).今年のテーマは「流心をとる」であった.北国のある老練なフライフィッシャーが好んで使う言葉であるそうで,物事の本質をとらえる “catch the essence” というイメージ,すなわちあふれがちなさまざまな情報や知識に容易にアクセスできる今日,その膨大な事象の中から,物事の本質を的確に捉え続けることの重要さを表現されたようである.
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