誌説
コロナ禍がもたらすオンライン化の行く先
細金 直文
1
1杏林大学整形外科教授
pp.308-308
発行日 2021年4月1日
Published Date 2021/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei72_308
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2021年も年明けから2度目の緊急事態宣言が発令され,波乱含みでスタートしました.2月には本邦でもワクチンの接種が開始されましたが,今年もどのような年になるのか予断を許さない状況が続いております.この1年あまりを振り返ると,新型コロナウイルスに翻弄され,これまで常識と思われていたことが次々と覆されたと感じております.われわれ医療従事者の日常も大きく変化した年でした.大きくかわったものの一つにオンライン化があげられます.さまざまな学会が中止や延期せざるをえなくなった昨年春以降,各種会合がオンラインで行われるようになり,さまざまなパラダイムシフトをもたらしたように思います.
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