Vocabulary
中枢神経におけるM1/M2 phenotypeの変化
本定 和也
1
,
中嶋 秀明
1
,
松峯 昭彦
1
1福井大学整形外科
pp.808-808
発行日 2019年6月1日
Published Date 2019/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei70_808
- 有料閲覧
- 文献概要
- 参考文献
中枢神経において骨髄由来のマクロファージ(macrophage)と脊髄由来のミクログリア(microglia)は,種々のサイトカインにより活性化されることで各種のphenotypeに分化することが知られている.そして,M1/M2 phenotypeによる種々の働きは,多発性硬化症などの神経炎症性脱髄疾患,アルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾患,脊髄損傷後の二次損傷といった外傷など,多岐にわたり強く関与することで注目されている.
© Nankodo Co., Ltd., 2019