特集 大人医師の復習帳―昔の常識,今でも大丈夫?
第3章 血液
[播種性血管内凝固]治療はヘパリン投与ですか?
森下 英理子
1
1金沢大学医薬保健研究域 保健学系・病態検査学
pp.660-663
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika137_660
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播種性血管内凝固の今昔
かつて播種性血管内凝固(DIC)の治療薬は未分画ヘパリン(UFH)しかありませんでしたが,現在では低分子ヘパリン(LMWH),遺伝子組換えトロンボモジュリン(rTM),アンチトロンビン(AT)製剤,合成蛋白分解酵素阻害薬などが使用できるようになり,個々の患者の状況(基礎疾患,凝固・線溶活性化の程度,急性期か慢性期か,生命予後など)に適した治療薬を選択するのがスタンダードです.

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