特集 UIPの壁を越えろ! 新しいびまん性肺疾患の診断治療指針を徹底解説
[Chapter 2] 内科医がこっそりと教えてほしいこと
放射線科医や病理医にUIPといわれたら内科医が考えなければならないこと
杉野 圭史
1
,
小野 貴紘
1
,
齋藤 美加子
1
1慈山会医学研究所付属坪井病院 呼吸器内科
キーワード:
通常型間質性肺炎(UIP)パターン
,
二次性間質性肺疾患
,
線維性過敏性肺炎(f-HP)
,
膠原病関連間質性肺疾患(CTD-ILD)
,
疾患挙動
Keyword:
通常型間質性肺炎(UIP)パターン
,
二次性間質性肺疾患
,
線維性過敏性肺炎(f-HP)
,
膠原病関連間質性肺疾患(CTD-ILD)
,
疾患挙動
pp.384-389
発行日 2026年3月1日
Published Date 2026/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika137_384
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
★★★放射線科医や病理医から通常型間質性肺炎(UIP)パターンと報告された際,内科医は「UIP=特発性肺線維症(IPF)」と短絡的に判断せず,二次性間質性肺疾患の可能性を慎重に検討する必要がある.
★★線維性過敏性肺炎(f-HP)では問診での曝露歴の聴取が鍵となり,膠原病関連間質性肺疾患(CTD-ILD)では,肺病変先行型を含め,自己抗体測定と身体所見の微細な変化が重要である.
★また,典型像から外れる症例では分類不能型と判断する柔軟性も求められる.また,初診時に疑念が生じる症例では,IPFと決めつけず,疾患挙動(進行速度,画像変化,症状の推移)を意識した経過観察によって判断を深める姿勢が重要である.
★★★:一般内科診療で必要な内容,★★:総合内科専門医試験レベルの内容,★:専門性の高い内容

© Nankodo Co., Ltd., 2026

