特集 消化管がん診療の入口から診断・治療の最前線まで―早期発見・個別化医療の新時代へ
[Chapter 4] 消化管がんに対する外科治療の最前線
食道がんに対する外科治療
宇都宮 大地
1
,
大幸 宏幸
1
,
栗田 大資
1
,
石山 廣志朗
1
,
瀬戸 泰之
1
1国立がん研究センター中央病院 食道外科
キーワード:
食道切除術
,
ロボット支援手術
,
低侵襲手術
Keyword:
食道切除術
,
ロボット支援手術
,
低侵襲手術
pp.256-261
発行日 2026年2月1日
Published Date 2026/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika137_256
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★★★ 集学的治療の進歩により食道がんの予後は改善しつつあり,そのなかで外科治療は中心的役割を担っている.
★★ 食道切除術は開胸から胸腔鏡,ロボット支援手術へと発展し,低侵襲化と高精度なリンパ節郭清が可能となった.
★★★ 進行がんでは術前化学療法や免疫療法を併用した周術期治療が標準化し,T4b症例に対するコンバージョン手術も有望視されている.
★ 一方,切除不能例の予後は依然不良であるが,血管合併切除などの拡大手術も有用な場合がある.
★★ 食道がん手術はロボット手術を含む技術革新により,さらなる予後改善に寄与することが期待される.
★★★:一般内科診療で必要な内容,★★:総合内科専門医試験レベルの内容,★:専門性の高い内容

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