特集 エキスパートはこう読む! 検査値の臨床的解釈―日常臨床での疑問にお答えします
[Chapter 8] 代謝・内分泌
[血糖値と糖尿病性ケトアシドーシスに関する疑問]血糖値がそれほど高くなければ,糖尿病性ケトアシドーシスは否定的だと考えてよいでしょうか?
辻本 哲郎
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1虎の門病院分院 糖尿病内分泌科
キーワード:
SGLT2阻害薬
,
正常血糖糖尿病性ケトアシドーシス
,
シックデイ
Keyword:
SGLT2阻害薬
,
正常血糖糖尿病性ケトアシドーシス
,
シックデイ
pp.1278-1279
発行日 2024年12月1日
Published Date 2024/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika134_1278
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お答えします
インスリン作用不全が高度になると,血糖値が著明に上昇して糖尿病性ケトアシドーシスを発症しますが,SGLT2阻害薬の使用中は血糖値が高くなくてもケトアシドーシスを発症することがあります.
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