発行日 2006年2月1日
Published Date 2006/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2006094814
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喘息領域で開発途上の薬物として,phase IIIの途中または終了したのが,抗IgE抗体,fluticazone+salmeterol合剤,ciclesonide,PDEIV阻害薬などで,気管支拡張,抗炎症,soft steroid分野での進捗がみられる.将来の話題としては,CpGオリゴ,経口減感作など免疫応答を標的とするものやDNAデコイなどがある.IL-12,IFN-γ,soluble IL-4 receptor,抗IL-5抗体など,アレルギー性炎症の基盤を担っていると想定されてきたサイトカインを標的とする薬物の開発が進んでいない
©Nankodo Co., Ltd., 2006