特集 CKD患者を診たら―最近のCKD診療の知見とその活かし方
末期腎不全患者の内科診療
腎移植の基本的な戦略とマネジメント
-内科医の立場から
小口 英世
1
,
酒井 謙
1
1東邦大学医学部腎臓学講座
キーワード:
腎移植患者
,
内科医
,
ドナー
Keyword:
腎移植患者
,
内科医
,
ドナー
pp.981-983
発行日 2021年11月1日
Published Date 2021/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika128_981
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Summary
▪腎移植医療において,腎移植患者およびドナー側ともに移植前後の患者管理において(腎臓)内科医が関係すべき多くの分野があると考えられる.
▪移植手術後の免疫抑制薬を服用している腎移植患者の感染症の初療や,腎提供を行って単腎となったドナーをCKDとしてフォローすることを,一般内科の先生方に求められる場面も増えてくることが想像される.
▪腎移植医療は普遍的な医療へと進化を遂げてきており,(腎臓)内科医の腎移植医療に対する知識の共有が望まれる.
© Nankodo Co., Ltd., 2021