特集 350人に1人 一般内科医が診る人工透析患者
人工透析療法の現状 透析療法の差し控え・継続中止
酒井 謙
1
1東邦大学 医学部腎臓学講座
キーワード:
Morphine
,
医学会
,
緩和ケア
,
血液透析
,
腎不全-慢性
,
疼痛
,
ターミナルケア
,
診療ガイドライン
,
栄養管理
,
アドバンスケア計画
,
治療の差し控え
,
保存的療法
,
内科医
,
共同意思決定
Keyword:
Morphine
,
Renal Dialysis
,
Conservative Treatment
,
Kidney Failure, Chronic
,
Practice Guidelines as Topic
,
Pain
,
Palliative Care
,
Decision Making, Shared
,
Terminal Care
,
Societies, Medical
,
Withholding Treatment
,
Advance Care Planning
,
Nutrition Therapy
pp.1439-1443
発行日 2020年11月1日
Published Date 2020/11/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2021186872
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
<Headline>1 諸外国でもわが国でも、非がん患者の人生の最終段階における医療のあり方、その際の患者の自己決定権に対して議論が始まっている。2 わが国の末期腎不全医療において、透析の差し控え(withhold)と継続中止(withdrawal)の議論が重ねられており、患者および家族と医療者の間で、SDMを通してACPを策定する動きが始まっている。3 この中でCKM(保存的腎臓療法)が議論され、その際の緩和医療はどうあるべきか、模索が続いている。
Copyright© 2020 SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.