特集 リンパ腫診療―診断の入り口から治療まで
リンパ腫診療に関連する検査
病期分類と必要な検査
得平 道英
1
1埼玉メディカルセンター血液内科
キーワード:
悪性リンパ腫
,
病期分類
,
Lugano分類
,
節性/節外性
Keyword:
悪性リンパ腫
,
病期分類
,
Lugano分類
,
節性/節外性
pp.205-209
発行日 2021年8月1日
Published Date 2021/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika128_205
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Summary
▪悪性リンパ腫における病期診断や分類は予後因子の重要な一つであり,治療方針を考えるうえで必須である.
▪悪性リンパ腫では原発部位により,節性および節外性の病期分類があり,後者では消化管原発や皮膚原発などの分類が提唱されている.
▪悪性リンパ腫の病期診断には画像だけではなく,病歴,身体所見,血液検査,骨髄検査,髄液検査,消化管検査,組織検査などのチェックが重要である.
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