特集 内科疾患の診断基準・病型分類・重症度
第10章 代謝・内分泌
原発性高カイロミクロン血症
岡﨑 啓明
1
1東京大学医学部附属病院糖尿病・代謝内科
pp.949-953
発行日 2021年4月1日
Published Date 2021/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika127_949
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診断基準
原発性高カイロミクロン(CM)血症(primary chylomicronemia:PCM)は,血中にCMが著しく蓄積する難治性の疾患である1,2).以下PCMについて概説するが,紙面の都合上,疾患の詳細や多くの参考文献を割愛している.詳細については,難病情報センターや,厚生労働科学研究費補助金難治性疾患政策研究事業の「原発性高脂血症に関する調査研究班」のホームページの患者向け資料,ドクター向け資料をご参照いただきたい(https://www.nanbyou.or.jp/entry/4883;https://nanbyo-lipid.com)3).
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