特集 いま知っておきたい! 内科最新トピックス
巻頭トピックス
新規抗てんかん薬が変えるてんかん診療
音成 秀一郎
1,2
1広島大学大学院医歯薬保健学研究科脳神経内科学
2広島大学大学病院てんかんセンター
キーワード:
血中濃度
,
合理的併用
,
焦点発作
,
全般発作
,
意識障害
Keyword:
血中濃度
,
合理的併用
,
焦点発作
,
全般発作
,
意識障害
pp.357-362
発行日 2020年9月1日
Published Date 2020/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika126_357
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Summary
・近年の新規抗てんかん薬(AED)の登場で,てんかん治療の選択肢は格段に広がった.
・発作の抑制はもちろん,年齢・性別,併存疾患,精神症状,あるいは患者QOLなどに配慮した薬剤選択により多様な病態の「てんかん」に対して患者単位でのテーラーメイド治療が可能となり,「発作さえ止まっていれば問題ない」は過去の治療となった.
© Nankodo Co., Ltd., 2020