特集 予防医療―包括的な提供を目指して
薬剤などによる予防と予防接種
リハビリテーション
斎藤 雅也
1
,
田中 和哉
2
1埼玉医科大学病院総合診療内科
2帝京科学大学医療科学部
キーワード:
三次予防
,
リハビリテーション
,
多職種連携
Keyword:
三次予防
,
リハビリテーション
,
多職種連携
pp.1107-1110
発行日 2020年12月1日
Published Date 2020/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika126_1107
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Summary
▪高齢化が進む現在は,リハビリテーションにおいて,機能向上だけでなく生活の質(QOL)の向上が重視されるようになり,リハビリテーション技師だけでなく,多職種がチームを形成し,各々の専門性を発揮することが求められている.
▪リハビリテーションチームにおける医師の役割は疾病管理だけでなく,リハビリテーションの必要性を判断し,適切な職種に協力を依頼することであると考える.
▪国際生活機能分類(ICF)モデルは患者・家族の全体像を明確にし,リハビリテーションチームの構成メンバー・目標を設定するうえで有用である.
© Nankodo Co., Ltd., 2020